味・香り・色を追求した究極の抹茶づくり~京都 孫右ヱ門のお茶~

2022年7月、ZIPAIR Online Shopに京都の老舗茶園「孫右ヱ門(まごうえもん)」のお茶が新登場!安土桃山時代から受け継がれてきた伝統的製法とは?老舗が大切に守るお茶へのこだわりをご紹介します。

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最高品質の茶葉に加え、見た目にも美しい「おみやげ袋」

ZIPAIR Online Shop で扱う商品は3種類。どなたでも手軽にお茶を楽しめるように、種類の異なるお茶をパッケージにした「おみやげ袋」と、それに孫右ヱ門が厳選した煎茶をセットにした「おみやげ袋+煎茶」セット。そして、茶葉を一枚一枚大切に手で摘むことでより濃厚な味わいとなる抹茶と、茶碗・茶筅をセットにした「抹茶仕立てセット」です。

おみやげ袋は、異なる3種類のお茶がパッケージになっています。黄色のパッケージは碾茶(てん茶)「山背 -やましろ-」です。碾茶は石臼で抹茶にひく前の茶葉で、玉露のように少量のお湯で飲み、苦みがないのが特徴です。毎年お茶の品評会で入賞しており、2019年には農林水産大臣賞を受賞しました。

孫右ヱ門はお茶の品質だけでなく見た目にもこだわっています。数々のデザイン賞を受賞するアートディレクター、内田喜基氏によって種類ごとにデザインされたパッケージは、見た目にも美しくギフトにもピッタリ。2020年には国際的なデザイン賞であるGerman Design AwardでWinnerを獲得しました。

究極の抹茶づくり

孫右ヱ門では、抹茶のための茶葉を一年に一回しか収穫しません。いかに「おいしく」、いかに「香りが良く」、いかに「鮮やか」かを追求した究極のお茶を作りたいという「一生一品」の想いで、毎年お茶作りに全力を注いでいます。

もちろん、そのためには元の茶樹を守るだけでなく丈夫に育てる必要もあります。京都独自の技法として800年もの間受け継がれてきた「元出し」「元寄せ」「番刈り」などの手入れを行うことで、気候条件が過酷でも生産性を落とすことなく、世代を越えて、品質の高いお茶を作り続けることができるのです。 

創業222年、寛政2年からはじまる孫右ヱ門の歴史

昔からの系譜図などが火事により消失したために、正確な創業年や由来などを知ることは残念ながらできませんが、残っている最古の資料によると、1790年にはすでに初代孫右ヱ門が京都の水主村にて製茶業をおこなっていたようです。

「寝ても地下足袋」と言い伝えられるほどお茶の仕事に心血を注いだその初代 孫右ヱ門により現在の「株式会社孫右ヱ門」の基礎が作られました。

四代目文次郎の時代には、京都府で初めて催された茶園品評会に出展入賞し、朝鮮博覧会の出展品に弊社のお茶が選ばれるなどし、それ以外でも様々な分野で京都府の事業に尽力したという事で国から勲位を授与されています。

社会貢献をしつつ、良質な茶作りを続けたいという熱い心(モットー)を、創業以来今もかわらず引き継いでいます。

孫右ヱ門ウェブサイト

https://www.magouemon.com/

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